こんにちは、xxx(エイジィ)株式会社大久保貴史です。
先に、私の経歴を紹介しますと、
前職 → 広報業務の受託運営企業(PR会社)に勤務
現在 → 当社で広報・営業・人事採用などを担当
となります。
今回は、「当社は、ライフネット生命のような顔が見える会社になります」という趣旨の文章を以下に記載します。
「運営側の顔を見せることで、信頼されるようになり、保険に加入してもらっている面がある」(※)。戦後初の独立系保険会社として名を馳せているライフネット生命の社長・岩瀬大輔氏は、こう明言しています。
※「朝日新聞朝刊 2011/11/17 」を一部要約。また以下の岩瀬氏の発言も、同媒体から引用
当社も同様に、情報開示と運営者側の顔を出すことで、皆様から信頼される企業を目指したいと思っています。今回は、このようなことを思ったキッカケについて、記載できればと思います。
そのキッカケとは、ある行政機構が起こした問題と信頼回復に向けた打開策について、マスメディアで発言していた岩瀬氏の言葉です。岩瀬氏は、ライフネット生命の創業当時に抱えた問題と、その解決策を紹介。それを踏まえて、この行政機構が起こした問題への打開策を提言します。
まず、岩瀬氏はライフネット生命の創業当初において、下記の問題を抱えていたと言います。
※下記の岩瀬氏の発言の出典先は全て、「朝日新聞朝刊 2011/11/17 19面」。
■問題点
① 「立ち上げ当初は実績がなく、信頼はほぼゼロ」
② 「客が増えれば信頼されるが、信頼されないと顧客は増えないというジレンマ
(を抱えていた)」
では、この2つの問題に対して、ライフネット生命が取り組んだ「解決策」とは何なのでしょうか。答えは、「徹底的な情報開示」と「運営者の顔を出す」という2点です。
■解決策
①徹底的な情報開示
「業界で公開がタブー視されていた「保険料に占める運営手数料の割合額」
を初めて公表しました」
②運営者の顔を露出する
「信頼を得るためのもう一つの戦略は、運営側の顔が見えるようにすることで
す」
「ライフネット生命では、社長や私が世間に少しずつ知られるようになり、個
人への信頼で保険に加入してもらっている面があります」
以上を踏まえ、問題を起こした行政機構(話が戻ってきました)に対して、この2つの解決策を利用すれば、信頼回復ができると助言したのです。
私が着目したのが、ライフネット生命が創業当時に抱えていた問題点(前述)が、創業当初の企業にも起こりえるということです(皆さんの企業では、そうはなってほしくないです)。
ただ、当然ですが、その問題に対して、前述の2点の解決策を実施すれば良いということになります。
そこで、当社でもライフネット生命に習い、①徹底的な情報開示、②運営者の顔(または情報)を露出する、という2点を実施していきます。
その第一歩として、このブログを実施することにしたのです(という後付です)。
これは、当社の社員が自発的に企画してくれた企画であり、このような自発的な行動を大切していきたいと思っています。
まだまだ、創業したての企業ではありますが、どうぞ宜しくお願いします。
運営側の顔を見せ、信頼を得たライフネット生命。
当社も、情報や運営者側の情報を適切に開示していきたい。
PS:
ちなみに、前述の行政機構は、岩瀬氏の助言を実施している形跡がありません。
きっと、別の策を実施していることでしょう。応援したいと思います。