社員インタビュー

【エイジィ社員インタビュー vol.03】未経験入社からの大躍進、宿泊SaaS事業部リーダーの軌跡

こんにちは!エイジィ株式会社「広報部」のキッシュです!

エイジィメンバーへのインタビュー企画!第3回は、昨年8月にSMBチームのリーダー、今年2月に事業部リーダーと飛ぶ鳥を落とす勢いで昇進してきた宿泊SaaS領域のガッちゃんさんにお話を伺ってきました。
宿泊SaaS進化の過程やリーダー就任後の心境の変化に迫っていきたいと思います。

自由とやりがいを求めてエイジィへ

-ガッちゃんさんは第二新卒でエイジィに入社されましたが、前職ではどんなお仕事をされていたんですか?

生命保険会社で2年間総合職として働いていました。
新卒の時は商学部に在学していたこともあり、数字を扱う仕事・業界に興味があり金融業界を見ていました。
当時は保険契約の保全事務関係の仕事をしており、古くから続く保全事務手続きの改善や、例外的な手続きを認めてよいかどうかの詮議を主に担当しておりました。

-転職を考えたきっかけ、そして数ある企業の中からエイジィを選んだ決め手はなんですか?

自分自身の生活や生き方を会社に縛られることなく選択していきたいと思うようになったこと、また特定の組織だけでなく、様々な業界で活かせる汎用的な能力を身に着けたいと思ったことがきっかけで転職を決意しました。
前職ではすでに確立された事業の中で、規則に則って業務を行っていました。自分で頭を使ったりアイデアを出す余地がなく、働いていくうちにもっと自分が与えるインパクトが大きい環境で働いてみたいと考えるようになりました。自分の頑張りが業績やサービスの成長に反映される方が自分が働いた証が残るんじゃないかと思って。
エイジィはどちらも実現できる環境であると確信したため入社を決めました。

サービスを育て、自分も成長していく。

-事業立ち上げ時のチームを知る数少ないメンバーですが、どのようにしてサービスを確立してきたのでしょうか?

営業活動の目標を定量化しながら、サービスやチームの土台作りを行ってきました。

入社時は、私の他にリーダー1名とカスタマーサポート1名の3名体制のチームでした。私はWebや電話でお問い合わせいただいたお客様への営業活動を行っていましたが当時は事業として未完成な部分が多く、営業活動のPDCAも充分に回せていない状況でした。上司以外の営業メンバーもおらず数値目標の根拠となるデータが充分でなかったため、結局のところ何ができれば自分はこのサービスの営業として一人前なのかわからないことに一抹の不安がありました。

そこで自分の営業活動としての実績を数値化し、根拠に基づいた目標を立てるようにしました。問い合わせに対して何パーセントが受注に至ったかとか、失注したにしても理由を分類分けするとか。リードの問い合わせ一つとっても、物件を持っていないのに話を聞きに来る人、開業が1年後の人などとその性質が全く異なりました。当時は民泊限定のサービスだったので受注に至るまでの不確定要素が多かったのですが、その一つ一つを明らかにしていきました。

はじめは、自分の目標を立てるために始めた分析でしたが、実際に効果があったため次第に周りにも共有したいという気持ちが生まれました。このデータをもとに営業活動の効率化を図ったり、営業メンバーの目標を立てる際の基準スコアを作成したり、結果としてサービスやチームの土台作りに貢献できたと思います。

サービスの成長を感じる瞬間はありましたか?

1人で対応できないほど問合せが増えていき、新メンバーの加入や他社サービスの買収など事業拡大に手ごたえを感じた時ですね。
ホテルスマートというサービス名を作ったのがコロナ禍になります。ホテルでもセルフチェックインのニーズが高まってきた時期ですね。メンバーが3人だった頃を考えると、事業もチームも急成長した印象はありました。現に毎年1.5倍で売り上げも増えています。それに伴って成果を上げるためには人数が必要ということで、採用も同じくらいのペースで増えていきました。

どんな時にやりがいを感じていましたか?

メンバー時代の目標は、会社にとって最も大きな利益をもたらす人になることでした。社内の他の事業部は、1件案件の受注をすると大きな売上・利益に繋がる事業である代わりに、単発で数字が立つ事業が多いです。しかし当事業部のサービスは月額課金型のサービスという性質を持っているため、少額でも確実に1年以上は継続利用いただけるサービスでした。
私はコンスタントに案件受注することで、他の事業部の営業担当と比較して最も高い利益を立てることを目標に業務に取り組んでいました。実際に「ガッちゃんが事業部の数字を作ってくれているから」と当時のリーダーや社長に言っていただけたことがやりがいに繋がっていました。

リーダーとしての新たな第一歩

-昨年8月にBizサイドのリーダーに抜擢されましたが、就任後心境の変化はありましたか?

やはり変わりましたね。メンバー時代は自身の営業成績のことが頭の中のほとんどを占めていましたが、リーダー就任後は営業チームとしての成果、更にカスタマーチームや開発チームを含めた事業メンバー全員でどのようにより良いサービスにしていくかを考えるようになりました。

メンバークラスにいるとどうしても「自分の数字をいかに立てられるか」といった営業的な観点に目がいきがちでした。しかし一方でカスタマーサポートだったら目の前のお客様の意見を1番聞いており、要望や温度感を身近に受け理解しておりそれを実現してあげたいと考えているはずです。もちろんその意見も大事ですが、 そこばかり見ていると今後当社のシステムを新たに検討してくださる施設様は、そこまで増えず発展性がなくなってしまうというジレンマもあります。 新しい施設様に導入してもらうために新機能を増やしてほしい営業チームの思いと、 既存のお客様を満足させたいカスタマーサポートの思いと、あとは開発も開発の事情もありますし時には意見が対立することもあります。そこの間に入って客観的に優先順位を立ててていくのは複雑で困難ですし、ただの管理業務だけでは務まらないところだなあと思います。しかしながら、自分が考えて実現できる幅が広がったこともあり、以前にも増してやりがいを感じております。自分で数字を立てる喜びだけでなく、チームが数字を立てることやお客様の事業の成長も今ではモチベーションに繋がっています。

やはり、リーダーならではの困難もあるのでしょうか?

リーダーになって仕事のやりがいやモチベーションが個人個人で大きく違うことに気づきました。モチベーションのコントロールは管理職としても気を配らなければならない要素の一つだと考えています。自分自身の意見が通ると、自身の役割の実感も沸くと思うので、リーダーになったからにはメンバーの意見を汲み取ることを大事にしたいと思っています。今いる人数だったら一人一人に自分の目も行き渡りますし、 普段接している中で意見に耳を傾けることを心掛けています。こまめにコミュニケーションを取ることでメンバーそれぞれの価値観を汲み取り、各自が見据えるその先の目標も考慮した個人の目標設定や業務の割り振りをしていきたいです。

リーダーが思い描くこれからの宿泊SaaS領域

-いま、リーダーとして目指していることはありますか?

チームメンバーみんなと一緒にサービスを成長させていける環境を作りたいと考えています。事業立ち上げフェーズではトップダウン型マネジメントが向いていた面もありましたが、現在は成長フェーズであり、メンバー個々人が伸び伸びと主体的に役割を発揮できる環境が事業にとって良いのではないかと考えています。メンバーが今後リーダーなどの要職に就けるよう育成することも目標としているので、そちらの観点でも重要性を感じています。自分のアイデアが反映されることでモチベーションを向上し、各々がインプットしたものをチームに還元する文化を築いていきたいです。

そのためにもまずは自分から、と思いリーダー就任後ビジネス書を読む頻度を増やし、チームをマネジメントする為に必要な思考を養うことを始めました。自分から発信していくことによって尊敬できるな、この人と働いていきたいな、と感じてもらえる部分を増やしていきたいです。自分が得た知識や考え方は、メンバーにも共有しメンバー同士でも相互に尊敬・尊重し合えるようなチームにしていきたいです。

-チームとしての今後の目標はなんですか?

チームとしての目標は、ホテル業界向けSaaSとして立ち位置を確立すること、年間1.5倍成長の継続です。ホテル業界向けに展開することを決断したのは3年前で、そこから徐々にマーケットを拡大してはいるものの、まだ売上規模で上を行く競合他社は複数社存在します。後発ではありますが、そういった競合他社に追いつき追い越すことがチームの目標です。

〈コラム〉

プライベートが謎に包まれているガッちゃんさん。宿泊SaaSチームらしく趣味は旅行とのこと。国内外問わず多種多様なお宿に泊まってきたそうです。
旅行の計画を立てるのも好きらしく、ホテルのサービスのトレンドを追ったり、ホテルグループの会員制度を調べてみたり…完全に職業病ですね!
旅行の際のホテル選びに困ったら、ぜひ一度ガッちゃんさんに相談してみるといいかもしれません♪


いかがでしたか?エイジィでは業界未経験でも活躍できます。
個性豊かなメンバーが在籍するので、引き続きご紹介していきたいと思います!

是非一緒に働いてみませんか?エントリーお待ちしております!

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