こんにちは。
エンジニアのくぼっちです。
このたび弊社ではiOSアプリ、Bridgeをリリースしました。
元々業務系エンジニアだった自分にとってアプリの開発は色々と勝手の異なる部分も多く、大変なこともありました。
今後同じようにアプリ開発を始めるような人もいるかと思いますので、自分が開発にあたって要素ごとにどういった点で苦労したのかを簡単にまとめたいと思います。
・Mac
最初の難関がこれでした。
元々Apple製品になじみが無いので色々と慣れるまで操作に戸惑いました。
今後もiOSアプリの開発以外で触ることは無さそうです。
・Swift
今回の開発言語にはSwiftを採用しました。
Optional型の扱いなど、多少引っかかるところはあれど、新しい言語を覚えるならこんなものだろうといった程度でSwift自体の習得で特別苦労したとは感じませんでした。
これがObjective-Cであればもう少し苦労していたのではないかと思います。
ただし、Object-Cの資産を利用していることによるものだとは思うのですが、
一つのクラスに違う機能であっても同名のメソッドが多数存在する等、言語仕様外の部分で苦労することが多かったと思います。
・AutoLayout
ここが一番苦労した点だと思います。
要素を1つ変更すると全体を変えなければいけなくなったり、ソースからの変更がとにかく冗長だったりと触る度に頭を悩ませたものでした。
今まではビューにHTMLとCSSを利用する環境にいましたが、スタイルシートの優秀さを改めて感じた次第です。
・Xcode
よくフリーズするので、保存はこまめに行いましょう。
固まったら再起動するより外にありません。
また、Xcodeのアップデートによって無効になった関数があり、ビルドできなくなったことがありました。
アップデートの間隔が短いので、更新情報には少し気を付けた方がいいかもしれません。
・Appleの審査
最初は中々通してくれません。
エラーが出ればもちろん落ちますし、インターフェースが分かり辛い等でも落とされます。
アプリ内のこと以外にもストアに表記しなければならない情報の一覧だとかも気にしなければなりません。
一応、一通りのガイドラインもあるのですが、ドキュメントは全て英語です。
審査時のAppleとのやり取りも全て英語です。
元々英語に堪能な方ではないので、Google翻訳や辞書を頼りつつもたどたどしい英語で応答しました。
今回の件では全く未経験のアプリ開発を1から携わることができ、多くの経験を得たと思っています。
今後も積極的に新しいことにチャレンジする精神を持っていきたいですし、エイジィにはそれを実現できる環境があると思っています。
以上、ありがとうございました。