建築学科からベンチャーにきて思った似ている5つのこと(後編)

2015年のアドベントカレンダー11日目を担当します、のがみです。

前回、「建築学科からベンチャーにきて思った似ている5つのこと(前編)」を書いたのでその続きになります。

建築からIT業界やネット業界に行く事は少ないですが、どっちも面白い業界で共通点もあるんだよ、というのが書ければと思っています。

④プレゼンをしてぼっこぼこにされる
bsGREEN_FU20140125

プレゼンにあたって模型と説明用の資料を提出します。

たいてい時間ぎりぎりまで差し替えや詰めの作業をしているので、プレゼン直前は徹夜が多いです。

なんとか体裁を整えて、発表用の台本を作って、教授の前で発表するのですが、

徹夜明けでへとへとになっているところを、そのまま教授にぼこぼこにされます。

この当りはピッチコンテストとかビジコンと近いのかなと思っています。

基本的にめっためたにされます。場合によってはコメントすらくれない事もあります。

これが多い時で1-2ヶ月に1回、少ないと半年に1回あるのでメンタルと体力は鍛えられる環境なんだろうなと思っていたし、事実、多少なりともこの経験はベンチャーで働いていて活きているんだろうなと思っています。

ただ一方でしんどいことも多いですが、入賞したり、自分の考え方が評価されたりときの楽しさは一入です。これもピッチと近いのではと思っています。

⑤カッターの使い方

a0002_000702

どんな事にだって、コツとか手法とかがあるんだというのを学生の時も感じたし、社会人になっても思う事が最近増えました。

大学に入る前にもカッターで何かを切る機会は何度もあったけれど、コツとかは全く意識した事がなかったです。

模型を作るときには、体を材料の正面にして、垂直に上から見る。

手前に引くときに力を抜いて、滑らかに切る。材料が厚いときは一度に切ろうとせず、

複数回カッターを入れる事できれいに切れるし、頻繁にカッターの刃を折る事も大事。

カッターを使うにも沢山のコツがあって、知っている知らないの違いで効率がよくなかったり、きれいに出来なかったりします。

仕事でも、社会人になる前に何度も経験していて、でも今まで意識していないような、会議やメモの取り方でもコツがあって、仕事として大事なこととして向き合う事で、取り組み方も変わるし、この積み重ねが効率だったり、仕事の完成度に影響してくるんだろうなというのを最近あらためて感じます。

✔️最後に

055

①でも書いたように芸術作品も多い建築と利益を追い求めるビジネスは表現の部分では遠い所もあるかもしれませんが、考え方の部分では近いものがあると思っています。(ただ、建築に限った事ではなく、他の理系の学問もビジネスに近いと思っています。)

ときどき、理系卒で文系就職をするのが正しいのか、周りからはもったいないと言われるし、という相談を聞くけれど、私個人の意見としては大学で学ぶのは必ずしも専門性だけではないと思っているし、あまりもったいないという感覚はなく、学卒で方向転換をしてよかったなと思っています。

私が経験したように、確かに海外では、最初の就職からキャリアが重視される(らしいと聞く)のでせっかくの専門性を捨てるのは、「もったいない」みたいな反応もあるんだろうなと思うし、どの分野でも、極めたいと決めているのであればいち早く飛び込むことが、知識や慣習を身につけるのに有利に働く事は間違いないと思っています。ただ、自分が働いてみて、この分野に自分は当てはまらないとか違う分野で働きたいと思うのであれば、方向転換をするのも大事だと思っています。

畑違いの分野であっても取り組み方、考え方など自分に固有の仕組みをどれだけ積み上げているかの方が方向転換をするにしろ、しないにしろ大事だなと思うし、そのときに身につけた事の多さで、遅れて飛び込んだ業界であっても先行者との距離を縮めていくスピードが変わるんだろうなというのは、会社で一緒に働いている人や勉強会で会った人の仕事の仕方や考え方に触れて思いました。

振り返ってみると、別の分野や別の会社に飛び込んでみると、その時にしか得られなかったことというのは間違いなくあるなと感じたし、もっと取り組むべきだったんだろうなと後悔する部分も多いです。これから働いていく中で一つでも多くの仕組みを増やせればと思います。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です